Shinya

クワガタ

昨日の夜、妻がベランダの窓を開けてすぐ「ちょっと来て!」と言うので何かと思ったらクワガタが落ちていた。いつも行っている森では子どもたちがクワガタの幼虫を探しては持ち帰っていくのを見てきたけど、自分がそれを手にすることについてはまったく考えたことがなかった。クワガタを飼うことを心のどこかで子どもの遊びだと考えていたところもあるし、実際のところクワガタが飼えるということをよく知らなかった。ところが目の前に降ってきたとなると話は変わる。子どもが血眼になって探すこいつをみすみす逃すなんて。調べるとどうも2〜3年生きるらしい。「育てがいのある奴だ」と思い、飼うことにした。観測史上最速の梅雨明けを記録した今日、猛暑のなか自転車を走らせ飼育道具を一式買い揃えた。クワガタと暮らす生活がはじまる。

(木の枝や木の葉をどさっといれたらもりもりの虫かごになってしまった。これで生きていけるだろうか。)