Shinya

八重桜と社会

今日は自転車に乗って借りているコワーキングスペースへ。電車で行けなくもないけど自転車でも行けなくはない距離だからいつも自転車で行っている。今日も「寒いかなー」と予防線を張った服装は惨敗で、暑かった。八重桜が満開だ。顔の近くまで垂れているものがありツーショットを撮りたい気分になる。

クライアント案件をやるのにコワーキングスペースで仕事をするのは難しい。だいたい公開前だし、広いとはいえ不特定多数がいる場所でパソコンは広げられない。だから郵便受けを覗きに行く程度なのだけど、そのまわりにあるお店が楽しげでそれはそれで気分転換になる。自転車で行くにはちょっと遠いけど(中学生のときに使ってた通学路くらい)、運動にもなるかと自分を鼓舞している。

その道すがら、街で働く人たちが集まる定食屋さんに入ってみた。作業着の人たち、入学式帰りの人たち、近所の人たち。そこに混じっていると社会と触れている気持ちになった。友だちや仕事仲間と昼ごはんを食べるなんてもうあまりしない。コロナ禍というのもあるけど、家族以外と雑談をすることも少なくなった。でもそれを悲観的に捉えるのではなくて、またいつかできるかなという希望にしている。自分がその気になればなんだってそうなれるのだ。