毎週水曜日、決まった時間に同じコーヒーショップへ行くことにしている。

そこで本を読んでいると、必ず同じおじいちゃんに会う。毎回ホットチョコレートを注文し、リュックサックから、新聞、（おそらく）英語の辞書、ノートブックを丁寧に取り出して机に並べる。どんなに暑い日だとしてもぶれることなくホットチョコレートを選び、新聞と辞書に交互に目線を落とす姿が格好いい。

この3年で私の日常の登場人物になったホットチョコレートおじいちゃん。また水曜に。